令和5年4月5日を締め切りとしておりました峡東地域世界農業遺産フェスティバル企画運営業務に係る公募型プロポーザルの質問について回答いたします。
令和5年4月5日を締め切りとしておりました峡東地域世界農業遺産フェスティバル企画運営業務に係る公募型プロポーザルの質問について回答いたします。
峡東地域世界農業遺産推進協議会では、令和4年7月の世界農業遺産認定から一周年を迎えるにあたり、世界農業遺産の保全と活用に向けた機運をさらに高めるため、地域住民及び観光客等に対し農業遺産認定の意義と魅力を広く発信する「峡東地域世界農業遺産フェスティバル」を開催することとし、その企画運営業務受託候補者を選定するため公募型プロポーザルを実施いたします。
詳細は、添付の資料をご確認ください。
・峡東地域世界農業遺産フェスティバル企画運営業務に係る公募型プロポーザル実施要領
・峡東地域世界農業遺産フェスティバル企画運営業務に係るプロポーザル審査委員会設置要綱
※参考資料として以下の2ファイル
・参考資料1 主会場施設概要図
・参考資料2 施設案内
峡東地域世界農業遺産推進協議会は、3月1日に農林水産省本館7階講堂にて開催された「世界農業遺産・日本農業遺産認定記念式典」に出席しました。この式典は、令和4年度に新たに世界農業遺産の認定された峡東地域と琵琶湖地域(滋賀県)、日本農業遺産に新たに認定された束稲山麓地域(岩手県)と比企丘陵地域(埼玉県)の4地域を対象に開催され、各地域の代表者が挨拶とプレゼンテーションを行いました。峡東地域からは当協議会の鈴木幹夫会長が代表者の挨拶をし、辻事務局長が「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」についてプレゼンテーションしました。また会場内ではサイドイベントとして4地域の特産品を紹介するブースが設けられ、峡東地域からは干しブドウや枯露柿の試食、ぶどう・ももジュースの試飲を提供し、来場された方々に好評いただくなか、峡東地域の魅力を発信して参りました。
【ぶどうの棚掛けを学ぼう!棚掛けワークショップの開催は定員に達した為受付は終了いたしました】
【峡東地域世界農業遺産ワークショップ 参加者募集】
峡東地域の果樹農業は、栽培果樹の多様性やその歴史、先人から引き継がれてきた優れた技術、果樹が織りなす四季折々の美しい景観などが高く評価され、令和4年7月に世界農業遺産に認定されました。峡東地域の豊かな果樹農業を将来に継承するためには、果樹に関係する多様な関係者が力を合わせ保全活動や地域活性化に取組んでいくことが期待されます。
世界農業遺産の活用策の具体化に向けた、それぞれの立場から意見を集約し、「世界農業遺産を活かして、地域でできることは何か?」、今後の可能性について探求し、アイディアや商習慣など情報収集の場とし、今後の取り組みや活動への参考とするため、ワークショップを実施します。
ワークショップ募集案内・申込用紙ダウンロードはこちらから>>>
【世界農業遺産 認定記念フォーラムの開催】
令和4年7月に念願の世界農業遺産に認定され、地域でも歓喜の声があがるとともに、峡東地域の果樹農業システムを未来に継承していくために、地域が一体となって保全と活用に取り組んでいこうという機運が高まっています。
そこで、世界農業遺産への認定を受け、更なる気運の高まりを醸成するとともに、峡東地域の農業の魅力を再認識して、今後の保全活動につなげる場を提供することとし、認定記念フォーラムを開催します。
【記念フォーラム申込はこちらから】
【中止のお知らせ・果樹園の生き物観察会】
10月10日(月)に予定していました「果樹園の生き物観察会」は、前日及び当日に降雨が予想されていることから中止とさせていただきます。
昆虫類の捕獲は、枝葉が濡れているとうまくいきません。また、濡れた枝葉には昆虫が少なく、特にこの季節になると気温が低くなるため採取が難しくなります。
前日の降雨が残っていても、少しの雨でも採取が難しいとのことですので、中止と判断とさせていただきました。例年、10月10日付近はいつも天気が良いのですが、本当に残念です。
来年も計画しますので、ぜひご参加ください。
令和4年7月18日、「世界農業遺産」の認定に係る審査結果が農林水産省より公表され、峡東地域(山梨市、甲州市、笛吹市)の「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」が「世界農業遺産」の認定を受けました。
峡東3市(山梨市、甲州市、笛吹市)では、平成27年10月に、山梨県やJA等の関係団体とともに「峡東地域世界農業遺産推進協議会」を設立して以降、世界農業遺産の認定に向けて様々な活動を行ってきました。
この度の世界農業遺産への認定については、これまでに先人が築き上げてきた峡東地域独特の果樹農業システムが世界的に評価されたものであり、これまで農業生産等に懸命に取り組まれた関係者の努力なくしては成しえなかった偉業です。
改めて農業関係者の努力に敬意を表するとともに、認定に向けてご助力いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。
今後は、伝統的な農業システムを次世代に継承していくために、世界農業遺産の保全と活用に重点的に取り組むとともに、国内外に向けて峡東地域の魅力をPRして参ります。引き続き、皆さまのご協力をお願いいたします。
峡東地域世界農業遺産推進協議会
会 長・甲州市長 鈴木 幹夫
副会長・山梨市長 高木 晴雄
副会長・笛吹市長 山下 政樹
新型コロナウイルス感染症感の世界的な流行により、認定申請の受理から2年以上にわたり待機していましたが、ようやく実施の運びとなりました。
現地審査のため来日される方は、GIAHS(世界農業遺産)の申請書の評価を行い、認定の可否を審査するFAO(国際連合食料農業機関)のGIAHS科学諮問グループ(SAG)専門家会議委員のパトリシア・ブスタマンテ博士(ブラジル)です。
実際に峡東地域のブドウ畑やモモ畑に出向いて、本地域における扇状地の特徴を生かした伝統的な果樹栽培方法などが、世界農業遺産の認定基準に則しているかを調査します。
峡東地域世界農業遺産推進協議会では、世界的にもユニークなブドウの棚栽培と疎植大木仕立てなどを中心に、農村文化や景観も含め説明を行う予定です。
次回のSAG会議において、調査結果を含めた総合的な評価が行われることになります。
講師は、熊本県美里フットパス協会、合同会社フットパス研究所の井澤るり子さんと濱田正孝さん。
ありのままの田園風景など、農業遺産を五感で味わいながら歩くためのルートやマップの作り方、ガイドの在り方などについて学びました。