6月18日(土)に世界農業遺産の認定に係る現地審査が実施されることとなりました。

新型コロナウイルス感染症感の世界的な流行により、認定申請の受理から2年以上にわたり待機していましたが、ようやく実施の運びとなりました。

現地審査のため来日される方は、GIAHS(世界農業遺産)の申請書の評価を行い、認定の可否を審査するFAO(国際連合食料農業機関)のGIAHS科学諮問グループ(SAG)専門家会議委員のパトリシア・ブスタマンテ博士(ブラジル)です。

実際に峡東地域のブドウ畑やモモ畑に出向いて、本地域における扇状地の特徴を生かした伝統的な果樹栽培方法などが、世界農業遺産の認定基準に則しているかを調査します。

峡東地域世界農業遺産推進協議会では、世界的にもユニークなブドウの棚栽培と疎植大木仕立てなどを中心に、農村文化や景観も含め説明を行う予定です。

次回のSAG会議において、調査結果を含めた総合的な評価が行われることになります。

GIAHS

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